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工房だより
2月12日(祝) 一昨日の土曜日、スポーツジムの帰りに近所をちょっとお散歩してみました。戸越銀座に引っ越してから早2年が経ちましたが、自宅と駅の往復以外、ほとんど歩いたことがなかったのです。戸越・平塚の近辺は道が入り組んでいて、方向を見失いそうになったり意外なところに出てきてしまったり、なかなか楽しかったです。
帰りに近所の、以前から気になっていたお店に入ってみました。土日にオーナーさんのご自宅の一部を利用して開店しているお店で、「和雑貨の店」という手作りの看板に心惹かれながらも、少し奥まったところにあるためにちょっと入るのに躊躇してしまっていたのです。思い切って訪問してみたら、中は懐かしさを感じさせる和の布小物や陶器、ガラス器などなどが所狭しと並んでいて、オーナーさんご夫妻とも楽しくお話しをさせていただいて、とてもすてきな時間を過ごしました。奥様は一昨年私が取材を受けた『ぶらり途中下車の旅』をご覧になっていて、我が家もご存知だったそうです。昨日は奥様に私の仕事場にきていただいて、ステンドグラスのお話などをさせていただきました。
「和道楽 でこや」とおっしゃる、そのお店のホームページをリンクのページで新たにご紹介しています。ぜひご覧ください。
2月3日(土) 先週の日曜日、上野に東京バレエ団を観に行きました。ベジャールのアジアをテーマにした3作品を演じるものです。ラストの演目『中国の不思議な役人』は、10年以上前にベジャールのカンパニーが踊ったのを見て以来でしたので、とても楽しみにしていました。
この作品は音楽も踊りも衣装も話の展開も、とにかく全てが不気味で異様な迫力に満ちており、初見時の終演直後は気持ち悪くてしばらく拍手をする気にもなれないほどでした。しかし会場が暗転した途端に大拍手が起き、本当にこんな作品を理解しているのか、それとも「ベジャールだからとりあえず拍手」なのかと不思議に思ったのを覚えています。こんな風に書くととても偉そうですが、いつごろからかバレエの公演で、本当はもっと余韻を楽しむべきときや、あまりの迫力にしばらく放心状態になっていまうような状況でも、終わるか終わらないかのタイミングで拍手が起こって興をそがれることがあるのです。
今回は暗転後しばらく会場にいやーな雰囲気が流れ、それから拍手がパラパラと起きるという感じで、なんだか気迫に押されて疲れてしまったようでした。実際それくらいインパクトのある作品で、そのため観ている間も観終わった後もいろいろなことを感じ、考えさせられ、観る前とは違った自分になった気がします。バレエを観てきてよかったと思える瞬間です。
開演前の文化会館の前で、数年前に東名高速で飲酒運転のトラックに二人のお子さんを殺されてしまったご夫妻が、飲酒運転の厳罰化のための署名運動をされていたので私も署名しました。終演後に会場を出ると、仲間の方たちと一緒にまだ署名の呼びかけをされていました。真冬にしてはお天気のいい日だったとはいえ、そうやって熱心に活動をされていること、すごいとか偉いとかのありきたりな言葉では失礼にあたりそうで何と言っていいのかわかりませんが、同じ時代にそのような方たちがいることを思うと、自分もなにかもっと真剣にものごとを考えて行動していかなければいけないというような、そんな気持ちを抱きました。
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