修復前の状態
修復前の状態
 リンカン旧市街にある聖ミカエル教会は中世まで歴史をさかのぼれる教区教会。
現存するステンドグラスは1856年に建物が改築されるときに、
教会隣にある15世紀創設の学校からの寄付金により、
著名なステンドグラス作家であるトーマス・ウィルムズハーストが制作しました。
 教会は1980年代に閉鎖され、
建物は2000年からディモンフォート大学(現リンカン大学)のアトリエとして利用されています。
 恐らく侵入しようとした泥棒によって破壊されたのであろう窓の残骸は、
10年以上もの間何とバケツに入れられたまま礼拝堂の隅に放置されていました。
 大学の撮影スタジオでこの写真を撮っていたときに、メディア専攻らしきイギリス人の男の子が
「それどうするの?まさか修復するつもりなの?」と恐る恐る尋ねてきたのも無理からぬことですね。
当時は私自身も先行きの自信は全くありませんでした。

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