スイスパネル 修復前
このように非常に小さいピースにエナメルによる細密な描写を施したパネルは、
17世紀にスイスで盛んに制作されました。
V&Aにはスイスパネルの世界有数のコレクションがあり、
このパネルもそのひとつ、パネル下部の名文には1619年とあります。
すべてのガラスピースがかなり細かく破損しており、
人物の部分を中心に補修が施されています。
このように割れた部分にケイムをいれて補修する場合、
そのまま組んで行くとパネルが元の大きさより大きくなってしまうため、
割れ目を削ってしまいます。
そのような修理は、オリジナルのガラスを損なうものとして、
現在は認められていません。

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